看護師の離職率が高い病院や診療科は?
専門性の高い診療科は医師だけではなく看護師のアシスタント能力も患者さんの命に大きく関わってきますので、激務が多くやりがいがある反面、神経をすり減らし、プレッシャーに耐えきれず離職してしまうナースが多くなります。
例えば緊急治療や対応に追われる救急病棟、救命病棟・ICUやオペ室、脳外科などは激務のところが多くベテランナースでも疲弊してしまうことがあり、また若いうちは集中力が続ていても徐々にしんどくなってくるナースが多いといいます。
また、看護師の離職率が高い診療科はいろいろありますが、小児科もその一つです。
理由としては看護の内容の難しさがあります。
小児科は業務が幅広く、内科、外科、脳神経、血液、耳鼻咽喉、眼科、新生児などさまざまな診療科の業務も併用することが多く、また、臓器が小さく体力も弱いため、医師はかなりの技術や専門知識が必要になります。
診察内容の難しい治療やオペをフォローする看護師は医師との相性の他、患者の親(父兄)、との付き合いがとても大切で神経を使うことになってきます。
最近ではモンスターペアレンツなども多いのでナースはその対応にはとても気を使います。
患者の子供さんとなかなかコミュニケーションもとりづらい中で看護しなければいけないため、時間をかけてもなかなか業務が進まないこともおおいようです。
しかし子供たちの笑顔に癒されることも多く、やりがいのある診療科の一つでもあります。
看護師を辞めたいと思ったときに・・・
看護師辞めたい!そう思ったことのあるナースは多いことでしょう。
いや、看護師をやっていて1年間全く辞めたいなどと思わないナースがいるのだろうか。
自信を無くすとき、仕事がきついとき、文句を言われるとき、息詰まるとき。
辛いことばかり続くときもあります。
先輩ナースはどのように乗り切ってきたのでしょうか。
つらくても、楽しさがあったり、その先の人生があったり、人の人生にかかわる健康と直で通じていく看護師は、「ありがとう」という言葉が一番、元気になるのでしゃないでしょうか。
大変で誰にも褒められない、ありがとうと言われない、そんな時期もあります。
でも多くの患者は声には出さなくても、きっと心の奥底で思っている「ありがとう」と。